医薬品の安定供給に関する取り組み

基本理念

三和化学研究所が取り扱う製品が生命関連製品であることを常に自覚し、すべてのステークホルダーに対し、適時適切に製品の安定供給を行います。製品の製造にあたっては、関係法令および社内ルールを遵守し、自社工場ならびに製造委託先における製造の全工程にわたって厳格な製造管理・品質管理を行うとともに事故、災害を発生させない安全操業に努めます。
当社は、「安定供給」・「品質保証」・「安全管理」・「BCP対応」の体制を整備し、医薬品・診断薬の安定供給に対する責任を果たしていくことを基本理念とします。

3すべての人に健康と福祉を 12つくる責任つかう責任

安定供給体制

熊本工場では、高度な管理システムと製造設備を導入し、高品質な製品を効率的に生産しています。生産をサポートする基幹系業務システムによるSCM(Supply Chain Management)体制を整備し、安定供給を支える仕組みを構築しています。
また、設備やシステムといったハード面に加え、定期的な教育研修を通じてヒューマンエラーの防止や製造工程の改善を継続的に実施し、人的側面からも安定供給に万全の対策を講じています。
さらに、BCP(事業継続計画)の観点から、日本全国に医薬品卸売販売業許可を有する5つの物流拠点を配置し、適切な受け入れと保管を行い、卸売業者や医療機関などへの迅速かつ効率的な配送を通じて、あらゆる状況においても製品の安定供給ができるよう努めています。
今後も、これらの取り組みを通じて、医薬品の安定供給に対する責任を果たしていきます。

品質保証体制

当社は、患者さまや医療従事者に安心してご使用いただける医薬品・診断薬を提供することを使命とし、厚生労働省令で定められた「GQP省令(医薬品等の品質管理基準)」「QMS省令(医療機器及び体外診断用医薬品の製造管理及び品質管理基準)」に基づいて、医薬品・診断薬の品質を確保するための取り組みを行っています。品質保証責任者、国内品質業務運営責任者の監督のもとで、自社工場を含めた製造業者に対する適切な製造管理・品質管理の指導を行うとともに、品質に関する情報の収集と対応、不良品の処理や回収作業など、品質管理に関する各手順を明確に定め、徹底した取り組みを行っています。
私たちは、医薬品・診断薬の品質を確保するため、今後も一層の努力を重ねていきます。

安全管理体制

医薬品は、幅広い年齢層や様々な病態の患者さまに使用されるため、開発段階では把握できなかった副作用などが市販後に明らかになることがあります。このため、当社では「薬機法(医薬品医療機器等法)」および「GVP省令(医薬品等の製造販売後安全管理の基準)」に従って、安全管理情報を幅広く収集しています。そして、客観的な評価・検討に基づいた適正使用情報を医療現場へ提供し、患者さまの安全性リスクの最小化に努めています。
さらに、社員一人ひとりの安全管理に対する意識向上と重要性の理解を深めるために、役員および全社員を対象とした研修を実施し、製薬企業としての責任を果たしていきます。

BCP(事業継続計画)体制

当社は、災害時において重要業務を迅速に復旧し、自社の事業を適切に継続・運営することを目的に、BCPに基づいた包括的な体制を整えています。
事業の継続性を確保するために、事業拠点、流通拠点及びステークホルダーと密接に連携し、各製品の受注・供給体制を維持することに努めています。
また、役員および全社員を対象とした様々な教育・訓練を定期的に行い、その結果の検証を基に対策を更新し、災害時対応能力の向上を図っています。
私たちは、このような取り組みを通じて、社会の信頼に応え、事業継続の責任を果たしていきます。

三和化学研究所ウェブサイトをご覧頂きありがとうございます。
これより先は、外部サイトになります。

移動する方はこちらをクリック