メディカルアフェアーズのミッション
三和化学研究所のメディカルアフェアーズでは、「人にやさしい“くすり”を世界の人びとに」という企業理念に則って、すべての患者さまへ最適な医療を届けるため、日本製薬工業協会が提唱している下記のミッションに基づき各種活動を実行することで、医薬品の価値最大化やターゲット領域における医療の向上に貢献しています。
- アンメットメディカルニーズ※1を充足させる医学・科学的なエビデンス※2を構築し、医療関係者等へ情報発信する。
- 高度又は最新の科学的知見等を用い、医学的・科学的交流を社外医科学専門家※3に対し行う。
※1医療関係者や患者さまにとって十分に満たされていない医療ニーズのこと。
※2論文や学会発表など科学的に証明された根拠や証拠のこと。
※3医学または科学に関連する特定の専門分野において卓越した見識を有し、その分野あるいは学会等における主導的な立場にある社外の専門家のこと。

メディカルアフェアーズの具体的な役割
- 上市後医薬品のCIS(Corporate-Initiated Studies;企業主導型研究)やアカデミアとの共同研究など、さまざまな研究ならびに調査活動による学会発表や論文化の実施と支援
- 上市後医薬品のIIS(Investigator-Initiated Studies;研究者主導型研究)における窓口業務
- 担当する医薬品とその領域に関するメディカルプラン※4の作成とそれに基づく各種活動の実行
- 担当領域における社外医科学専門家との医学的・科学的な情報交換や意見交換の対応
- 医療現場におけるアンメットメディカルニーズやインサイト※5の把握と特定
- 医療者に対する医学的・科学的な教育を目的としたメディカルエデュケーション企画の開催と運営
- 社外医科学専門家から専門的な意見を収集するためのMABM(メディカルアドバイザリーボードミーティング)の企画と運営
- 一般者や患者さま向けの疾患啓発を目的としたコンテンツ作成と発信
※4個々の医薬品の医療における使用の最適化を目的とした活動に関する計画のこと。
※5主に社外医科学専門家との医学的・科学的な交流を通じて取得した情報を分析することによって特定される潜在的な医療上の知見・欲求・要望のこと。
新しい価値創造へのチャレンジ

近年、デジタル技術の進歩等により、医学や科学を取り巻く環境は大きく変化しています。三和化学研究所のメディカルアフェアーズは、そのような新しい技術を柔軟に取り入れて、企業主導でのリアルワールドデータ(RWD)研究の実施や人工知能(AI)の活用などを通じて、医学や科学、ヘルスケアの向上に向けて取り組んでいます。