パートナーとの
提携内容
Crinetics Pharmaceuticals
Crinetics Pharmaceuticals, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ、以下、「Crinetics社」)との間で、日本における独占的なpaltusotineの開発および商業化に関して、戦略的パートナーシップを締結しました。paltusotineは、Crinetics社が先端巨大症と神経内分泌腫瘍(カルチノイド症候群合併型を含む)に対する治療薬として開発中の経口投与可能な非ペプチド性のソマトスタチン受容体2型(SST2)作動薬です。
当社は、日本でのPhase 1試験を完了し、現在、先端巨大症の国内第三相試験を行っております。Crinetics社は、2つの国際Phase3試験を成功裏に完了しており、カルチノイド症候群のPhase 3試験の実施を計画しております。
EA Pharma Co., Ltd.
2014年3月に、味の素製薬株式会社(現 EAファーマ、 東京都中央区)との間で、ウパシカルセトナトリウム水和物(一般名、以下、「本剤」)の血液透析下における二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT、以下、「本効能」)を対象とした日本における独占的開発権及び販売権を取得するライセンス契約を締結しました。
その後、当社が日本国内での開発を進め、2020年8月に本効能の治療薬として厚生労働省へ製造販売承認申請を行い、2021年8月に承認を取得しました。
2021年8月より本剤を「ウパシタ®静注透析用シリンジ」の名称で、日本国内を対象に製造、販売、流通し、二次性副甲状腺機能亢進症に罹患する透析患者さまの治療に貢献できるよう努めております。
Nissan Chemical Industries, Ltd.
2024年4月に、日産化学株式会社(本社:東京都中央区、以下、「日産化学」)との間で、画期的な新規核酸医薬品を継続的に創出することを目的として、核酸創薬の戦略的提携契約を締結しました。
両社は、2019年3月よりアンチセンス核酸創薬共同研究を実施し、現在治療薬のない希少疾患において治療が期待できる開発候補化合物の選定に成功しております。今般、提携を拡大し、両社の創薬力を結集することにより戦略的に複数の新規核酸医薬品の創製に取り組んでまいります。本包括契約においては、日産化学の核酸創薬プラットフォームを用いて設計された核酸化合物を、三和化学がこれまでに培ってきた生物評価技術を活かして薬効および安全性評価を行うことで、新規核酸医薬候補化合物の創出を目指します。